【やってみた】ラートに挑戦…面白すぎて「直転5級」を獲得! | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【やってみた】ラートに挑戦…面白すぎて「直転5級」を獲得!

オピニオン コラム
【やってみた】ラートに挑戦…輪の中に入って非日常を体験
【やってみた】ラートに挑戦…輪の中に入って非日常を体験 全 27 枚 拡大写真
世の中には多くのスポーツがあります。CYCLE編集部のオビナタが、マイナースポーツで活躍する選手に教えを請う【やってみた】シリーズでは、さまざまなスポーツを実際に体験します。

今回は「ラート」に挑戦。大きな輪の中に入ってぐるぐる回転するスポーツです。

その1:ラートに挑戦…輪の中に入って非日常を体験

ラートの面白さにすっかり魅了されたオビナタ。「とても筋がいい」と褒められて、ラート検定5級に挑戦することになりました。この競技は一定レベルの技をこなせると検定取得が可能です。


ラートを楽しむオビナタ

「非日常の世界で回転し続けられる喜びがたまらなかった」というオビナタ。この日、目指したのは直転5級です。

ラート検定には「直転」と「斜転」の2種類があります。

・直転:前もしくは後ろに回転する競技
・斜転:ナナメに回る回転を活かした競技

「直転」と「斜転」の検定はどちらも5級~1級まであり、8つの技を連続して行う競技となっています。

■直転5級に挑む

直転5級は、以下の回転を連続して行います。

側方回転→後方回転(内向き縦姿勢)→シュピンデル前方回転→側方回転(手:リンググリップ)→シュピンデル後方回転(外向き縦姿勢)→ぶらさがり後方回転(手:リンググリップ)→前方回転(手:前方のバーグリップ)→ブリッジ前方回転(手:後方のバーグリップ付近のリング)

この最後に振り飛びで着地して終了となります。上記のかっこ内はラートのどの部分をつかむかを意味しています。

そして猛練習の末、ついにオビナタはやりとげました!

そのときの証拠映像がコチラです!

ラート 直転5級

Posted by サイクルスタイル on 2015年12月13日


■直転5級を獲得

「体感速度はそれほどでもないですが、体全体にかかる遠心力がすさまじく、それゆえに回転している感を非常に強く味わえます」と、ラート検定5級に合格したオビナタは語ります。

「普通に生活していたらまず味わえない感覚。頭と体が輪に引っ張られていく感じですね」

なるほど。まさしく非日常の世界と言えそうです。

「GoProをつけながら回ってみました」

やはり目が回りそうですね(閲覧注意)。

ラート GoPro2

Posted by サイクルスタイル on 2015年12月15日


「この回転している感覚、その日の夢にまで出てきました…」

相当心身に強い影響を与えた感覚だったのでしょう。

ちなみに、オビナタの直転5級取得までにかかった時間は「最短記録かもしれない」そうです。本当ですか?このままラートを続けて、上を目指してみるといいのかも。


直転5級の認定証をいただきました!

非日常感覚を手軽に味わえるラート。初めて挑戦した人でも、1日練習すればそれなりに回れるため達成感があります。また、動きが立体的なので普段使わない体の部位が意識されます。

日本ラート協会公式サイトでは、体験会などイベント情報が随時更新中です。非日常を味わえそうなこの競技、興味を持ったら体験会に行ってみるとよさそうですね。

●オビナタのコメント
こんなに「身体の使い方」を意識した日はこれまでありませんでした。「自分の身体」の動きは普段意識していないんですね。

逆に、普段使っていない部位も含めた身体の動かし方さえ意識できれば、短時間で一定レベルまではスムーズにできる競技と言えそうです。運動神経というよりも、問われるのは身体の動かし方かな?

体験会でも、老若男女さまざまな年代の人々がラートに挑戦していました。年配の方でもすごく上手な人もいました。まさに運動能力というよりも、身体の使い方の質が問われているのだと思います。全身が活性化された気分でした。

※ ※ ※

最後に、2013年に米国シカゴで開催されたラート競技世界選手権で、高橋選手が個人総合優勝した時の映像を紹介します。

「異次元レベルです。こんな動きできないよ…」

まだ直転5級のオビナタは、ちょっと弱気になるのでした。

《編集部》

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