リーチ マイケル、若手アスリートにエール「目標を持って」…単独インタビュー | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

リーチ マイケル、若手アスリートにエール「目標を持って」…単独インタビュー

スポーツ 選手
リーチ マイケル(2015年12月10日)
リーチ マイケル(2015年12月10日) 全 6 枚 拡大写真
ラグビーワールドカップ2015で日本代表の主将を務めたリーチ マイケル選手。ニュージーランド南島のクライストチャーチ出身で、15歳の時に札幌山の手高校に留学した。ラグビートップリーグでは東芝ブレイブ・ルーパスに所属する。

インタビューは、日本郵便とネスレ日本が2015年12月10日に東京・渋谷郵便局で行った「キットメール」2016年版販売開始セレモニー後に行った。

---:ラグビーを始めたきっかけを教えてください。

リーチ マイケル選手(以下、敬称略):お母さんがラグビー大好きで、(家の)近くのクラブに無理矢理入れられました(笑)。5歳の時です。

---:5歳からずっとラグビーをしてきたのですか?

リーチ:そうですね。夏はちょくちょく違うスポーツもやったのですが、ラグビーはずっとやっています。


ラグビーワールドカップ2015・スコットランド戦

---:日本代表の合宿から試合まで、ワールドカップでいちばん印象に残っていることは何ですか?

リーチ:沢山ありますね…。試合も含めてだったら、ワールドカップの勝利が一番の思い出です。

---:一番キツかった練習は何でしたか?

リーチ:朝練もキツかったし、いろんな練習がキツかったですが…。一番キツかったのは、練習中にペナルティをしてしまって、それでレッドカードをもらって、練習に参加しなくていいと(言われてしまった)。

みんなが練習している姿を見て、みんなスゴい走らされているのに、ひとりで外で見ていた時ですね。

---:どれくらいの時間だったのでしょう?

リーチ:30分ぐらいですね。30分見てるだけで、ひたすら走っていて。その後、怒られて。監督に言っても「お前は帰れ、帰れ」って大変でした…。


リーチ マイケル選手

---: ケガの多いラグビー。相手に立ち向かう気持ちはどうやって作り出していますか?

リーチ:ケガを怖いと考え始めたらケガしてしまうから、とにかく責任を持ってプレーすることを心がけています。やらないといけないことを責任持ってやる。ビビったりしたら恥ずかしいし、与えられた仕事をしっかりやる。チームが勝つために。ケガが怖いと思い始めたらいつものプレーができなくなってしまう。

---:ワールドカップ以降、ラグビーファンが増えました。今後どういった点に注目してもらいたいですか?

リーチ:試合を観に行けばラグビーの迫力も分かるので、接点のところで見てほしいですね。小さい選手がでっかい選手にタックルする姿を見ると感動しますよ。


ラグビーワールドカップ2015・スコットランド戦

---:夢を追いかける若いアスリートに向けて、エールをお願いします。

リーチ:夢を持つことはすごい大事で、一番持ってほしいのは目標。目標を持って、それにしっかりしたプランを立てれば、自分の夢に近くなると思います。

---:リーチ選手の2016年の目標は何ですか?

リーチ:もう一回、代表に選ばれることですね。前回キャプテンだったから次も代表に選ばれるわけでもない。次もトップリーグでいいパフォーマンスを出して、次の監督に選ばれるように頑張りたいです。

《五味渕秀行》

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