フランス・ボルドーを走る「メドックマラソン」…ワインを飲んで仮装して楽しむ
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メドックマラソンは、仮装してぶどう畑の中を走り、シャトーでワインを飲むフルマラソン大会だ。世界各国から約1万人が参加。日本人の参加者も年々増えている。コースには2~3kmごとにシャトーがあり、参加者は好きなところで立ち止まりワインを楽しむことができる。
メドックマラソンに参加した旅工房スタッフが一番印象的だったのは最初のシャトー。「敷地内に到着するや否や参加者たちは走るのをやめ、ワインを手に取り陽気に乾杯!歌ったり踊ったり大盛り上がりでした」とコメント。事前にマラソンコースは発表されるため、飲みたいシャトーはチェックしておくと良いとアドバイスしている。
仮装はテーマが毎年決められている。2013年はサイエンスフィクション、2014年はカーニバル、2015年はドレスアップだ。アニメのキャラクターや着ぐるみ、タキシード、ピエロ、女装、各国の伝統衣装などに仮装をした集団がぶどう畑の中を走る風景はメドックマラソンならでは。
「会場に到着すると様々な仮装をした海外の人たちに声をかけられ、いつの間にか撮影大会に。これで走れるの?と思うような凝った仮装をしている人も多く、見ているだけで楽しいです」と旅工房スタッフは語っている。
マラソンスタート時は、バンド演奏の中でカラフルな紙ふぶきが舞い、歓声や拍手で湧く。沿道からはランナーに声援が送られ、笑顔のハイタッチで元気づけてくれる。さらに、沿道で応援する人まで仮装している。
初めてフルマラソンにチャレンジした旅工房スタッフは、「地元の人が日本語でエールを送ってくれたり、他のランナーがヘイ マダムと肩をポン!と叩いて励ましてくれたり。たくさんの声援に元気づけられ無事に完走できました」と感激のコメント。
各シャトーではバナナやオレンジ、パウンドケーキ、クッキーなどを提供。マラソン終盤には生牡蠣やサイコロステーキなど食事も用意され、最後にはシャンパンも振る舞われる。「制限時間ギリギリだと食事が少なくなりがちなので、必ず食べたいという方は早めのペースで走ることをおすすめします」というアドバイスも。
制限時間の6時間30分以内にゴールすると、完走賞としてメダルと赤ワインボトル1本がもらえる。優勝者の男女にはそれぞれ体重分のワインが贈られる。制限時間は6時間30分だが、2014年も2015年も実際は7時間ほどに延びたそうだ。
旅工房ではメドックマラソンツアー2016の仮登録を受付中。ツアーには、出発前のマラソン練習会や交流会、現地での任意参加の朝練が用意されている。
《美坂柚木》
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