ツアー・ダウンアンダーは自転車好きでなくても楽しめる祭典だ。開幕初日、チームプレゼンテーション後の無料コンサートにマーボイが登場。人気オーディション番組『オーストラリアン・アイドル』で勝ち抜いたノーザン・テリトリー出身の人気歌手で、オーストラリアレコード大賞も受賞した実力派。マーボイのハスキーな歌声は会場に響き渡るだろう。
オープンセレモニー後のスケジュールは一週間レースとイベントプログラムで盛りだくさんとなる。
●1月16日 ツアービレッジがオープン
昨年からスタートしたサントス・ウィメンズ・ツアーのステージ1が行われる。無料のコンサートにジェシカ・マーボイが出演。
●1月17日 ピープルズ・チョイス・クラシック(51km)
アデレード市内を中心に繰り広げられるクリテリウム形式のレース。動物園や植物園、博物館など多くの施設があるためレース開催前の市内観光がおすすめ。アデレード市内はオーストラリアの中でひとり当たりのレストラン数が最も多いことで知られる。さまざまな国の食文化を楽しめ、オーストラリアで異国情緒を味わうことができる。
●1月18日 休息日
レース開催中、オープンしているツアービレッジでは、自転車最新モデルの試乗会、ジャージ販売などを実施。プロ選手に出会えるチャンスもあり、朝早くからファンが詰めかける。
翌日のスタート地点となるプロスペクト地区では、夕方からストリートパーティーが開催予定。ワイン・音楽・食べ物など自転車ファンだけではなく世代を超えて楽しめるパーティーとなっている。スタート地点となるのは2年ぶりで、多くの住民がこの日を楽しみにしている。
●1月19日 第1ステージHostworks (130.8km)
プロスペクト地区には多くのカフェが立ち並び、レースの前にカフェで朝食がとれる。
レースルートになっているアデレードヒルズには広大なワイナリーが広がる。美味しいワインもたくさんあり、レース観戦をしながらワインを堪能するのも楽しみ方のひとつ。
翌日にスタート地点となるアンリー地区では、夕方から毎年恒例のストリートパーティーが行われる。高級住宅地が立ち並ぶ地区でのパーティーはドレスに身を包む女性も多い。
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2015年ツアー・ダウンアンダーより
●1月20日 第2ステージStaging Connections(132km)
昨年からスタートしたレディース・デイは、2016年もアンリー地区が開催場所のひとつになっている。このツアーを予約した女性たちはドレスアップをして指定席でレースを観戦。フィニッシュ地点のステアリング地区ではランチが彼女たちを待っている。同地区ではカフェやマーケットが開催される。
夕方から翌日のスタート地点グレネルグでストリートパーティー。グレネルグでは夏の海の夕日を見ながらパーティーが楽しめる。バーも多く、夜遅くまでにぎやかで、翌日の活気につながっている。
●21日 第3ステージThomas Foods(139km)
スタート前後はビーチで夏の日差しを浴びながら。子ども向けイベントや露店やマーケットなど祭りが開催される予定。
●22日 第4ステージBupa(138km)
レース開催前に、一般サイクリストがプロレースと同じルートを走るBupa Challenge Tourが行われる。毎年人気のライドプログラムで2016年も多くの参加者が見込まれている。スタート地点となるノーウッド地区はブティックやカフェが多く、ショッピングで人気のスポットだ。コースはここからビクターハーバーへ。
●23日 第5ステージBike Exchange(151.5km)
コース途中に絶景のアルディンガビーチが含まれている。スタート地点のマクラレンベール地区は南オーストラリア州でも美味しいワイナリーを持つことで知られる場所。約90カ所のワインセラーがテイスティングの用意をしている。アルディンガビーチ・マクラレンベールでは終日を通して家族で過ごせるイベント会場となる。
●24日 Be Safe Be Seen Mac 第6ステージ(90km)
レース最終日は再びアデレード市内のクリテリウム形式に。市内周辺では子どもたちの無料アクティビティやコミュニティーライドイベントが行われ、家族連れでにぎわう。