記者会見に競泳の北島康介選手が招かれ、報道陣の質問に答えた。
---:いよいよリオ五輪の年ですが、現在の心境は。
北島康介選手(以下、敬称略):調子を出せるよう、しっかりと準備をしている最中です。
---:調子はいかがですか。
北島:調子はレースに出てみないとわかりませんが、練習はきちっと積めている状態ではあるので、まずまずの出だしは切れているのではないでしょうか。この12月から、本番にかけての追い込みがうまくできているので。ここまでしっかり練習量を増やしてしっかり取り組めているのは最近ではなかったので、いい状態だとは思います。
---:平井コーチも北島選手の調子のことを肯定的に話されていましたが。
北島:きちんと練習できている証拠だと思います。自分のトップのスピードまでにはまだまだですし、もっと質の高い練習をしていかないといけないとは思いますが、そこに至るまでのベース力アップという意味ではコーチの期待に応えることができたのではないかと思います。
---:出場すれば5度目ということですが、数字自体への思いはありますか。
北島:先輩の寺内健君が(5度目の出場を)決めてくれたので、それは本当に力になっていますね。彼が(5度目の出場を)するということになったので、僕もトライしなきゃいけないな、という気持ちになりました。5回目ということはそこまで強くは意識していませんが、なにか変わった自分が発見できれば、という思いや、自分がトップのレベルで挑戦できる最後の年になるだろうという思いがあるので、やるだけのことはやって挑戦したいと思っています。
---:オリンピック出場への手応えは。
北島:いやぁ、いけるでしょ。自己暗示じゃないけど、いけると思って今年は勝負しているので。少しでも自分に疑いをかけてしまうとブレーキがかかってしまうだろうし。そういうつもりで今年は勝負しています。
---:改めて2016年への抱負を。
北島:オリンピックに行くことを考えているので、怪我がないようにしっかり準備していきたいと思います。
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— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016, 1月 8