レアル・マドリードは同日、公式サイト上で声明を発表した。それによれば今回FIFAが問題視したのは以下の3点である。
1.スペインサッカー協会にしかるべき形で登録されていない18歳以下の外国人選手をピッチに送り出した
2.規定の条件をクリアしないまま、スペインで最初の登録、または外国のクラブから移籍した18歳以下の外国人選手をチームに入れた
3.下部組織でプレーするこれらのチームの選手についてRFEFに通告しなかった
クラブ側はいずれもFIFAの判断は誤っており、2度の補強禁止と36万スイスフラン(約4200万円)の罰金は不当だとし、上訴する姿勢を見せた。
同じく補強禁止と90万スイスフラン(約1億円)の罰金を科されたアトレティコ・マドリードも、エンリケ・セレソ会長が「今回の決定には驚いている。我々には抗議する権利がある」と声明を出した。
スペインではバルセロナが、やはり同様の理由で2015年の冬と夏に補強を禁止されている。今回の決定にサッカーファンからは、「バルセロナがダメだった時点で他のクラブもダメだと分かってたんじゃない?」「プレミア勢も怪しいけど」「リーガばかりなのはたまたま?チェルシーとかも言われてた気がするんだけど」などの反応が寄せられている。
Media Release: Atletico de Madrid & Real Madrid sanctioned for international transfers of minors - https://t.co/QhGEknQlS1 1/3
— FIFA Media (@fifamedia) 2016, 1月 14