終盤までもつれにもつれた試合は第4クォーター残り1分を切り、カーディナルスが13-20でリード。このまま逃げ切るかに思われたが、ここからゲームは歴史に残る展開を見せる。
パッカーズは自陣深い位置からクォーターバック(QB)アーロン・ロジャースが、ワイドレシーバー(WR)ジェフ・ジャニスへの長いパスを通し一気に敵陣へ進軍。さらに試合時間残り5秒でロジャースが投じた、一か八かのヘイルメリーパスが、41ヤード先に走っていたジャニスの手に収まりタッチダウン。キックも成功しパッカーズが劇的な形で追いついた。
勢いは完全にパッカーズの流れだったが、カーディナルスのベテランWRラリー・フィッツジェラルドのビッグプレイが断ち切る。
オーバータイム最初の攻撃でパスをキャッチしたフィッツジェラルドは、そのまま一気に75ヤードゲイン。最後もボールを受けたフィッツジェラルドが中央突破、タッチダウンが決まり激闘に終止符を打った。
激闘を制したカーディナルスに、「シーズン通りの試合をすれば楽に勝てるかと思ったけど、やはりプレイオフは甘くないな」「この勢いでスーパーボウルまで突っ走ってほしい」「ラストふたつのビッグプレイがヤバかった!」「プレーオフのロジャースはやはり神がかってたが、それでも勝てた」などの声が寄せられている。
Touchdown @LarryFitzgerald! It's over! The #AZCardinals are off to the NFC Championship!
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— Arizona Cardinals (@AZCardinals) 2016, 1月 17