チェルシーと引き分けたエヴァートン、監督は不可解な失点に怒り
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
エヴァートンは後半11分までに2点をリードしたが、同19分にジエゴ・コスタ、同21分にもセスク・ファブレガスにゴールを決められ追いつかれる。同46分にラミロ・フネス・モリのゴールで3点目を奪い、今度こそエヴァートンの勝利かと思われたが同53分、ゴール前の混戦からジョン・テリーに押し込まれ土壇場でチェルシーに追いつかれる。
マルティネス監督は試合後、「テリーのゴールは7分のアディショナルタイム経過後だった。彼はオフサイドのポジションにいた」と主張した。
「アディショナルタイムは7分もあったし、ラストプレーは7分51秒だった。5分や10秒ではない。51秒もオーバーしていたんだ。ほぼ1分だよ。それにジョン・テリーは、オフサイドラインを2ヤードは出ていた。とても容認できない判定だ。それで我々は勝ち点2を失った」
「バランスを欠いたアンフェアな判定で受け入れがたい」と話すマルティネス監督に対し、チェルシーのフース・ヒディンク監督は「確かに否定できない」とテリーがオフサイドの位置にいたことを認めた。
「ゴールの場面は見えなかったが、あとから見直すと確かにその通りだ。シーズンの中では得をすることもあれば、損をすることもある。だがフェアな態度を取るべきだ。私も見たので否定することはできない。オスカルがボールに触ったとき、ジョンは半ヤードほどオフサイドだった。ロベルトの言うとおりだと認めるべきだし、否定はできない」
《岩藤健》
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