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マイクロソフト、2020五輪見据えスポーツデータ実証実験 札幌で開始

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マイクロソフト、2020五輪見据えスポーツデータ実証実験 札幌で開始
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日本マイクロソフトは1月19日、札幌市におけるオープンデータ事業への取り組みを発表した。観光、スポーツ、交通を軸に、データを活用した情報整理を進め、外国人を含めた観光事業の加速を図る。

スポーツ分野においては、競技場データと競技データを活用する。競技場データとしては、スキー場、スケート場などの施設の図面、施設情報。競技データとしては、競技結果、選手、ジャンプ競技の解説などのデータを利用する。

これらのデータの提供先は、札幌市スポーツ部、札幌振興公社、FIS国際スキー連盟、札幌スキー連盟。競技場データはすでに52施設が公開中で、競技データについてはアイデアハッカソンなどに提供している。

FISジャンプワールドカップ2016札幌を観戦する際に、選手情報、ジャンプ競技解説により、観戦をより楽しむことができるようにする。

日本マイクロソフトの樋口泰行会長は「ICTを活用した外国人観光客向けの『おもてなし』実証実験の取り組みを発表でき嬉しく思います」と切り出した。

スポーツ関連に関しては「ジャンプワールドカップへの対応から、今後は五輪などへの対応もありますので、ICTの実証実験が需要と考えております」とした。

総務省の安井哲也氏は「従来から総務省ではデータ戦略、オープンデータ化やその利活用を念頭い取り組みを進めています。今後はオープンデータの利活用を地方自治体にもお願いしてまいります」と話した。

2020年にむけては「五輪を踏まえて、おもてなしの向上に取り組みます。総務省ではICT化に向けたアクションプランを用意し、新しいデータ環境構築、課題解決に取り組んでいます。今回の事業の背景にはそうした今後の発展を見据え、ジャンプワールドカップとの連動を設けています」とした。

《編集部》

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