序盤は拮抗した展開だった。前半31分、この試合のキャプテンを任されたMF大島僚太が中盤でボールを持つと相手をひとりかわし、約30メートルのシュートを放った。ボールはゴールの左上に突き刺さり先制点を奪った。
後半8分、MF井手口陽介が貴重な追加点を挙げる。後半12に相手へPKを決められ、日本は今大会で初の失点となった。終盤、負ければグループステージ敗退のサウジアラビアは猛攻を仕掛けるが、日本はゴールを守りきり3連勝となった。
川崎フロンターレに所属するMF中村憲剛がツイッターで、「リョータ、ナイスミドル!!」と同クラブの後輩である大島の先制ゴールを称えた。
ボランチを主戦場とする大島は、広い視野と攻撃的な縦パスを得意とする。そのプレースタイルは中村と似ているところがあり、「憲剛2世」と評価する声も多い。
中村のツイートにファンからも大島を称賛する声が挙がった。「リョータ ゴラッソでしたね!」「川崎の新10番!やりましたね!」「ワールドクラス!」「すばらしいシュート!スカッとしました!」「『うおっ!!』と声が出ました」「愛弟子の活躍は嬉しいよね!」などのコメントが寄せられていた。
リョータ、ナイスミドル
— 中村憲剛 (@kengo19801031) 2016, 1月 19