大坂なおみ、グランドスラム初出場で初勝利…全豪オープン

テニスの全豪オープンは1月19日、女子シングルス1回戦が行われ大坂なおみがドナ・ベキッチを6-3、6-2で下し2回戦へ駒を進めた。18歳の大阪は四大大会初出場で初勝利を挙げた。

大坂はアメリカ人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ。180センチの長身から、最速200キロのサーブを打ち込むパワーが注目されている。しかし、この試合は力強いボールだけでなく、所々で緩急をつける技巧的な面も見せた。

1時間12分で1回戦を勝ち上がった大坂は、四大大会初勝利にも冷静。インタビューでの落ち着いた受け答えも印象的で、今後の成長に大きな期待を抱かせる。

東京オリンピック出場も視野に入れる大坂に、「今で200キロならもっと速くなるかも」「恵まれた体格にまだ若い。ケガがなければ今後も期待できる」「フェド杯やオリンピックで国を背負う日を楽しみにしてます」「すごく落ち着いてたし、笑顔もあって初出場と思えなかった」「女子で200キロはすごい。日本人にはいなかったタイプですね」など、さらなる成長を期待する声が多く寄せられている。