F5WC日本代表、TamaChanが語る5人制サッカーの魅力 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

F5WC日本代表、TamaChanが語る5人制サッカーの魅力

スポーツ 選手
世界最大の5人制アマチュアサッカーのワールドカップ「F5WC」日本大会決勝(2016年1月17日、味の素スタジアム)
世界最大の5人制アマチュアサッカーのワールドカップ「F5WC」日本大会決勝(2016年1月17日、味の素スタジアム) 全 9 枚 拡大写真
世界最大のアマチュア5人制サッカー大会「F5WC」(Football Fives World Championships)の日本代表を勝ち取った中央大学「TamaChan」。全国240チームの頂点に立てた勝因、F5WCだけにある魅力をメンバーに聞いた。

「勝因は、仲のよさですかね。結成して2カ月の若いチームですが、とにかく常にコミュニケーションをとって、相手のことを理解しようとした。それが試合中の連携につながり、結果になったんだと思います」

単なる"同じ大学の友だちつながり"だけでは、F5WC日本代表にはなれないだろう。メンバーは続ける。

「バランスがいい。ボールキープが得意なやつもいれば、カウンターが素早いメンバーもいる。攻守のバランスがいい。それから誰とでも仲よくなれるというバランス感覚。それは上下関係がないということではなくて、最年長のリーダー的存在の人が一番権力がない(笑)。そんなリーダーに見守られていると感じながらサッカーができる。そのあったかさがウチのストロングポイントかもしれない」

そんなTamaChanにとって、フットサルにも本来のサッカーにもない、F5WCの魅力はどこにあるか。

「最初はテクニックの見せつけあい的なスポーツだと思っていたけど、身体のぶつかりあいやマッチアップ(1対1による攻守と駆け引き)など、プレーしても見ていても楽しい」

「個々の能力がダイレクトに勝敗につながるゲーム。スピーディな展開で、選手一人ひとりが常にボールにかかわっている感覚が魅力的」

「相手のゴールも近くて、常に敵と対峙している感覚がほかとは違う。ちょっとしたミスやスキマが失点につながるし、逆に相手のそうした突破口が見えた瞬間、そこを攻めるという動きも重要。攻守の切り替わりも早いので、スピーディな対応力もいる」

スピーディでマッチアップが連続するというF5WC。タイ・バンコクの世界大会への切符を手にしたこの日本代表チームは、最後にこう付け加えていた。

「5人制サッカーは、何回でも失敗できるし、何度もチャンスが作れるところが楽しい。メンバーのコミュニケーションが密になっていくにつれて、互いの動きが共有できて、その結果ゴールにつながる。老若男女、幅広い層で楽しめるスポーツだと思う」

《大野雅人》

≪関連記事≫
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫

≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった

≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代

関連ニュース