F5WC日本代表、TamaChanが語る5人制サッカーの魅力
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
「勝因は、仲のよさですかね。結成して2カ月の若いチームですが、とにかく常にコミュニケーションをとって、相手のことを理解しようとした。それが試合中の連携につながり、結果になったんだと思います」
単なる"同じ大学の友だちつながり"だけでは、F5WC日本代表にはなれないだろう。メンバーは続ける。
「バランスがいい。ボールキープが得意なやつもいれば、カウンターが素早いメンバーもいる。攻守のバランスがいい。それから誰とでも仲よくなれるというバランス感覚。それは上下関係がないということではなくて、最年長のリーダー的存在の人が一番権力がない(笑)。そんなリーダーに見守られていると感じながらサッカーができる。そのあったかさがウチのストロングポイントかもしれない」
そんなTamaChanにとって、フットサルにも本来のサッカーにもない、F5WCの魅力はどこにあるか。
「最初はテクニックの見せつけあい的なスポーツだと思っていたけど、身体のぶつかりあいやマッチアップ(1対1による攻守と駆け引き)など、プレーしても見ていても楽しい」
「個々の能力がダイレクトに勝敗につながるゲーム。スピーディな展開で、選手一人ひとりが常にボールにかかわっている感覚が魅力的」
「相手のゴールも近くて、常に敵と対峙している感覚がほかとは違う。ちょっとしたミスやスキマが失点につながるし、逆に相手のそうした突破口が見えた瞬間、そこを攻めるという動きも重要。攻守の切り替わりも早いので、スピーディな対応力もいる」
スピーディでマッチアップが連続するというF5WC。タイ・バンコクの世界大会への切符を手にしたこの日本代表チームは、最後にこう付け加えていた。
「5人制サッカーは、何回でも失敗できるし、何度もチャンスが作れるところが楽しい。メンバーのコミュニケーションが密になっていくにつれて、互いの動きが共有できて、その結果ゴールにつながる。老若男女、幅広い層で楽しめるスポーツだと思う」
《大野雅人》
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