独走を続けるパリ・サンジェルマン、2位を勝ち点24差まで引き離す
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PSGは前半34分、ブレーズ・マテュイディからのパスを受けたズラタン・イブラヒモビッチが、エリア内右からのシュートを決め先制する。同40分にはグレゴリー・ファン・デル・ヴィールが、ドリブルで敵陣深くまで持ち込んだところから、ルーカス・モウラの追加点が生まれた。
後半に入ってもPSGの勢いは衰えず、アンヘル・ディ・マリアの2ゴールなどで相手を突き放し、今シーズンの成績は19勝3分けとした。
UEFAチャンピオンズリーグ優勝を目標に掲げるスター軍団は、リーグ記録を更新する勢いで勝ち点を積み上げている。欧州5大リーグでは唯一の無敗、2位ニースとの勝ち点差は24ポイントある。
独走を続けるPSGに国内メディアからは、チャンピオンズリーグだけが目標かのように言われることもある。だがローラン・ブラン監督は、「リーグ・アンやカップ戦は我々を競争的でいさせてくれる。それだけでモチベーションになる」と話し、チャンピオンズリーグだけに関心が向いてるわけではないとした。
一方でリーグ戦を独走することは、チャンピオンズリーグを勝ち上がるためにも重要だとの見方を示しており、唯一ではないが最大の目標であることは疑いない。
「我々はリーグ戦でできるだけ多くの勝ち点を挙げる必要がある。4月や5月まですべての大会で勝ち残っていたら、リーグ戦では選手をローテーションできるし、選手に休みを与えチャンピオンズリーグに集中できる」
《岩藤健》
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