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KDDI、ブラックホール研究に協力…パラボラアンテナを電波望遠鏡に転用

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電波望遠鏡として活用されるパラボラアンテナ(左が今回あらたに提供されるアンテナ)
電波望遠鏡として活用されるパラボラアンテナ(左が今回あらたに提供されるアンテナ) 全 2 枚 拡大写真
 KDDIは26日、山口大学のブラックホール探査を目的とした宇宙観測研究に協力することを発表した。KDDIの山口衛星通信所にある2基の大型パラボラアンテナを、山口大学に提供する。

 KDDI山口衛星通信所(山口市仁保中郷123)には、口径32mのパラボラアンテナおよび口径34mのパラボラアンテナが設置されている。32mアンテナは、2002年から山口大学が電波望遠鏡としてすでに利用している。今回新たに34mアンテナも提供し、電波望遠鏡に転用する。

 複数の電波望遠鏡を同時に活用することで、巨大な望遠鏡として合成・分析する手法「電波干渉計」が可能になる。これにより、現在よりさらに高度な観測が可能となる見込みだ。

 山口大学 時間学研究所の藤澤 健太教授は「今回使用する2台の電波望遠鏡は日本でもっとも大型の電波干渉計です。この電波望遠鏡を活用して、私たちの銀河系のなかにあると考えられる、数多くのブラックホールの性質を調べられることを期待しています」とのコメントを寄せている。

KDDIが“ブラックホール研究”に協力……パラボラアンテナを電波望遠鏡に転用

《冨岡晶@RBBTODAY》

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