登りはキツかったのですが下山は楽。暑くも寒くもなく、トレッキングにはちょうどよい気温です。
●ネパールの山間部のホットスプリング
カロパ二(標高2530m)という街は今まで見てきた砂漠のような風景とは一転、湿った感じの亜熱帯を感じさせる緑の多い場所です。ここにはアウトドアのホットスプリング(温泉)があるというので、メンバーと夕方から行きました。
山間にあるナチュラルスパは、どこか日本の山奥と似ている感じ。地元の人は無料でしたが私たちはひとり約100円。大人用と子ども用、水風呂の3つがありました。入り口には簡易バーがあってビールなどお酒が飲めるようになっていました。
子どもたちのはしゃぐ声を聞きながらの温泉は、日本の夏休みの夕刻を思い起こさせる風景でした。
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●天然の川魚、果物が豊富
近くの川で釣れたマスのグリル焼きを夕飯にいただきました。マスの味は日本とほとんど変わりませんが、西洋人になじみがないようで、ほかの方々はほとんど肉料理でした。
山頂付近ではリンゴ以外の果物を口にすることはなかったのですが、ここまで下山してくると果物も豊富でした。
●ネパール風餃子の料理教室体験
ネパール料理はスパイスの効いた料理が多いですが、どこの宿にも必ずメニューにあったのが「モモ」と呼ばれるネパール風餃子。リーダーが宿のキッチンを借りてモモの実習を開催。小麦粉から皮を作るところは本格的でした。
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★モモの作り方
用意するもの
1)生地(小麦粉を水を入れながら練る)
2)マッシュポテト
3)すりおろしたニンジン
4)刻んだ玉ねぎ、ガーリック
5)すりおろしたショウガ
6)細かく刻んだキャベツ
★キマ(中身)の作り方
1)多めのオイルでニンジン、玉ねぎ、ガーリックを炒める
2)茶色くなって来たらニンジン・キャベツを少しずつ入れて混ぜ合わせる
3)タマリンパウダー/大さじ1、塩/大さじ1を入れる
4)カレーパウダー・チリペッパーを適量入れる
5)マッシュポテトを少しずつ入れ、混ぜ合わせる
6)濃い口しょうゆを入れ味を調え、火を止める
すでに練り合わせていた生地を2~3mmの薄さに伸ばします。コップのフチを使って切って、この皮にキマを餃子を包む要領で包みます。
このモモを餃子と同様に、焼いたり、蒸したり、好みの調理法で火を通して完成。料理教室は男性メンバーには人気で、食べ始めた時はどれが自分の作ったモモなのかと盛り上がっていました。
この後、ネパールでも絶景の朝日を見ることのできるプーン・ヒルを目指します。私たちが行く前はお天気が悪かったプーン・ヒル、せっかく登るのですから綺麗な朝日を期待したのでした。