スタンダール移籍のバルデス、ユナイテッド時代の不遇を語る
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
バルセロナ時代は正ゴールキーパーとして活躍したバルデス。しかし、イングランドではファン・ハール監督と衝突し、出場機会が与えられないばかりか練習にも制限が加えられた。
バルデスはスペインメディアの取材に応じ、ユナイテッド時代の孤独について語っている。それによるとバルデスはアカデミーのGKコーチ、アラン・フェティッス氏とふたりで練習しているとき、ふと「もし僕がポストに頭をぶつけて失神し、舌を呑み込んでしまったらどうなるのかな?」と質問したという。
フェティッス氏からは、「私が携帯電話を持っている。電話すれば、彼らは君を助けに来るさ」と言われたが、寂しいと感じたと述懐している。
「ユナイテッドでは常にひとりで練習していた。それがどんなものか分かるかい?ここではドレッシングルームにいられる。僕にとっては最高のクラブだね」
それでも彼はファン・ハール監督を恨んではないと話す。
「恨み?まったくないよ。彼はバルセロナでデビューするチャンスをくれた。所属先が決まらないとき、ヒザの怪我から復帰する機会ももらった。それに彼が賛成しなければ、僕はスタンダールにこれなかっただろうからね。感謝しているよ」
このインタビューにサッカーファンからは、「ファン・ハールが来てから、移籍後に『ユナイテッド時代の不遇』を語る選手が増えてない?」「思い切ってバッサリ切ってくれたほうが楽だったね。よく耐え抜いた」「メディアでは監督が悪者になってるけど、元々はリザーブチームへの参加を拒否したバルデス自身に問題あったんじゃないの?」「バルデスに問題あったとして、干すのはしょうがないがプレミア間での移籍は認めないとか陰湿すぎ」「若いころ目を掛けた選手が、自分に従わなくなってイラッときたのかな」「ここからまた這い上がってほしい」など、多くの声が寄せられている。
《岩藤健》
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