●フランス10-9アイルランド
試合はフランスが組織的な守備でアイルランドの侵攻を食い止めるものの、オフェンスでミスを犯しトライが奪えない状態が続いた。対するアイルランドも決め手に欠け、両チームこう着状態のまま試合は後半も半分を過ぎる。
同25分、ゴール前5メートルの位置でスクラムを獲得すると、フランスは自分たちの得意な形で徹底した勝負に出る。アイルランドのペナルティーもありながら、迎えた4度目のスクラム、フランスは素速くボールを出し最後はマクシム・メダールがトライを奪った。
コンバージョンも成功し逆転したフランスが、開幕から無傷の連勝を手にしている。初戦でウェールズと引き分けたアイルランドは、この試合でも勝てず1分け1敗になった。
●ウェールズ27-23スコットランド
終盤まで競った展開が続いた試合は後半24分、トップスピードで走り込んだジェイミー・ロバーツが、スコットランドの分厚い壁を破り逆転のトライ。
さらにウェールズは同30分、ジョージ・ノースが相手のタックルをかわしながら独走し、ダメ押しのトライを決めた。スコットランドも終了間際にダンカン・テイラーのトライで4点差に迫ったが、あと一歩およばなかった。
ウェールズは1勝1分け、初戦のイングランド戦に続き敗れたスコットランドは2敗になっている。
●イングランド40-9イタリア
過去シックス・ネーションズでは、イングランドが16勝無敗の両国。ホームで初勝利を目指したイタリアだったが、前半24分にジョージ・フォードのトライでリードを奪われると、試合が進むにつれイングランドの猛攻を止められなくなる。
後半13分にイングランドは、敵陣深くでジョナサン・ジョセフがパスカット。そのまま独走してトライを決めた。この試合ジョセフは3トライを奪う大活躍だった。
エディー・ジョーンズ新監督のもと、優勝を期待されている今大会。イングランドは初戦のスコットランド戦に続き2連勝。イタリアは連敗している。
*Announcement* Here is the RBS 6 Nations League Table after Round 2.
Posted by RBS 6 Nations on 2016年2月14日