ヤクルト・石川雅規「追求したグラブ、完成形に近い」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ヤクルト・石川雅規「追求したグラブ、完成形に近い」

スポーツ 選手
石川雅規
石川雅規 全 1 枚 拡大写真
シーズン終盤は、優勝争い真っ只中でワンプレイ、ワンプレイが勝敗に関わってくる緊迫した状況が続いていた。

「一番印象に残っているのはファーストが体勢を崩しながら捕球し、僕がベースカバーに入ってアウトにしたプレー。ボールはグラブの先に引っかかる程度で、ポロリといってもおかしくなかった。次の打線がクリーンアップだっただけに、アウトがとれなかったら流れが変わっていたかもしれないし、優勝すら逃していかもしれません」。

石川雅規投手のグラブへのこだわりは“ゲームで勝つ”こと。グラブの軽さと革の柔らかさが重要で、柔らかすぎても、硬すぎても良くない。サイズもミリ単位で調整する。

「投手は投げる動作を繰り返すので少しでも軽くしたいけど、そうすると耐久性がなくなるのでそのさじ加減が難しい。投球動作によってクセがバレないように、奥行もしっかり確保しなければならない。グラブを追求し続けて2016年で現役15年目を迎えますが、完成形に近いものができあがっていると思います」。

グラブの手入れは試合後にタオルでサッと拭く程度。「オイルで磨くと重さが変わり、投球動作に影響が出るような気がして。梅雨時期は湿気が多いのでドライヤーで乾かしたり、風通しがいいところに置いたり。革のグラブはきちんとした保管法が大事で遠征のときにはケースに入れて型が崩れないようにしています」。道具を大事にする気持ちは高校球児と変わらないのだ。


石川雅規 Masanori Ishikawa
1980年1月22日生まれ、秋田県出身。167cm、73
kg、左投左打の投手。01年自由獲得枠で東京ヤクルトスワローズに入団。背番号は19。02年には12勝をあげ新人王に輝く。08年にはゴールデングラブ賞、15年には中村悠平捕手と最優秀バッテリー賞を受賞した。

記事提供:Timely! WEB

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