公式戦9試合連続無失点中のユベントス。だが、この試合は前半4分にアルトゥーロ・ビダルのシュートで幕を開けると、以後もGKジャンルイジ・ブッフォンの見せ場が続く。再三のピンチを無失点で切り抜けてきたユベントスだが前半43分、トーマス・ミュラーのゴールでついに均衡が破られる。
ハーフタイムをはさみ、さらにバイエルンは後半10分、ロベルト・レヴァンドフスキからパスを受けたアリエン・ロッベンが左足を一閃、再びゴールネットを揺らした2-0とした。
ホームで2点先行されたユベントスの反撃は同18分、マリオ・マンジュキッチのスルーパスから、パウロ・ディバラが決めて1点差に詰め寄る。ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は同30分、先制ゴールのディバラに代えてアルバロ・モラタを投入する。そ
のモラタが期待に応えたのは直後の31分、左サイドから中央にボールを送りステファノ・ストゥラーロの同点ゴールを演出した。
イタリア対ドイツ。絶対王者同士の試合はユベントスが意地を見せ、劣勢から引き分けに持ち込んだ。
劇的な展開にファンからは、「バイエルンに引き分けるって今のユベントス強いな」「お互いに素晴らしい選手を抱える強豪どうし、結果もそうですがハードな展開でした」「ユベントス執念!追いついた!」「ユベントス対バイエルン面白かった」「ユベントスはやっぱり強かった」「バイエルンは次ぎホームだからいけると思うけど、2点差から追いつかれたのは精神的にくるね」など、最後まで目の離せない好ゲームだったとの声が多い。
ホームで2失点しているユベントスは、勝ち上がるためセカンドレグの勝利が絶対条件。果たして敵地での決戦に秘策はあるか。
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— Champions League (@ChampionsLeague) 2016, 2月 23