東京マラソン2016から車いすレースが国際化…「一緒にレースを楽しんで」
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東京マラソン財団の櫻井孝次理事長は、「『東京がひとつになる日を。』のコンセプトをもとに10年間やってきた。世界6大大会、アボット・ワールドメジャーマラソンに加入して世界のトップランナーが沢山参加するようになった」と話す。
10年目の節目を向かえる東京マラソン。2016年大会の最大のポイントに車いすレースの国際化を挙げる。国際パラリンピック委員会(IPC)公認大会として開催され、レース記録はパラリンピックに出場するための公式記録として扱われる。
「2020年東京のオリンピック開催を念頭に一般ランナーだけではなく、車いすランナーの方々の活躍も期待している。そういう意味で東京マラソンは2016年新しいスタートを切る」と櫻井理事長は語る。
車いすマラソン招待選手の記者会見には、東京マラソン車いすレースディレクターを務める副島正純の他、男子選手は、エルンスト・ダイク(南アフリカ)、クート・フェンリー(オーストラリア)、洞ノ上浩太(福岡・ヤフー)、女子選手からタチアナ・マクファーデン(米国)、土田和歌子(東京・八千代工業)が出席。
前回大会で優勝した洞ノ上は、「東京マラソンは他の大会にないくらい沿道からの応援が多い大会。皆さんの応援をパワーに変えて、リオ五輪への切符を手にしたい」と意気込みを見せる。
土田も観客の応援について言及。「年々(観客が)増えている。生で迫力あるレースを観てもらうことで、このレースを知ってもらうチャンス。選手も応援で後押しされる。一緒にレースを楽しんでほしい」とアピールした。
《五味渕秀行》
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