東京マラソン2016、車いすで8連覇中の土田和歌子はやや弱気…女王との戦いに注目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

東京マラソン2016、車いすで8連覇中の土田和歌子はやや弱気…女王との戦いに注目

スポーツ 選手
土田和歌子(2016年2月26日)
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東京マラソン2016プレスカンファレンスが2月26日、東京都内で開催され第1部では車いすマラソン招待選手の記者会見が行われた。

リオデジャネイロパラリンピックの車いすマラソン日本代表選手選考も兼ねている東京マラソン2016。選出されるためには、外国人選手を含む3位以内、かつ日本人で1位を獲得しなければならない。

さらに男子選手は1時間28分30秒以内、女子選手は1時間46分以内の記録でなければならないという選考条件付きだ。

現在8連覇中で東京マラソンでは負け知らずの土田和歌子(東京・八千代工業)は自身の調子についてやや弱気だ。

「今回はリオパラリンピックの選考でもあるので選考条件をクリアしたい。しかし、ここのところまともに走れていないので、まずはいつも通りの走りをすることを意識したい。そして、そこについてくる結果を見たい」

今大会には米国のタチアナ・マクファーデンが参加する。東京マラソン車いすレースディレクターの副島正純は、「パラリンピックなど何かの大会に出ればタイトルを獲ってしまう、負けなしの女王」と評する。

土田自身もマクファーデンを警戒する。

「この年齢(26歳)でこの実力。マラソンだけではなく、考え方、人間性も素晴らしい。タチアナのようにトップスピードでレースを走りきることができる選手はなかなかいない」

マクファーデンは2014年のボストンマラソンで土田と抜きつ抜かれつの大接戦を繰り広げた末に、優勝を手にしている。「土田さんは強力なライバル」と意識するマクファーデンに対して、やや調子に不安が残る土田。どんなレース運びを見せるか注目される。

なお男子選手は、東京マラソンはケガで欠席する山本浩之(福岡)が第35回大分国際車いすマラソンで1時間25分02秒という成績を残して、すでにパラリンピック日本代表に内定している。

《大日方航》

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