これまでオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカのチームで争われてきたスーパーラグビー。南半球最高峰のリーグに今季から日本、アルゼンチンのチームも継続参戦することになった。
昨秋のワールドカップ(W杯)でも活躍した日本代表選手を中心に、トップリーグでもプレーするサモア代表のトゥシ・ピシ、白鴎大出身のアメリカ代表アンドリュー・ドゥルタロらを加えた布陣で臨むサンウルブズ。
前半最初のスクラムで押し負けるなど、南アフリカのチームらしい圧力、フォワードの重さに圧倒される場面もあったが、試合が進むうちに修正。後半は自ゴール手前のスクラムで持ち堪えるなど、実戦の中で完成度を高めていった。
サンウルブズは後半18分に主将の堀江翔太が記念すべきチーム初トライを決め、ピシのコンバージョンも決まり13-19まで追い上げる。しかし、同26分にピシが警告を受け10分間の退場になると、同27分にトライを許し突き放された。
サンウルブズの初戦にファンからは、「トライとった時はイケる!と思ったけどやはり海外そこから突き放すのはすごい」「残念な結果だったけど勝てるかもしれないと思わせる場面もあったので次に期待しときます」「サンウルブズ敗戦。でも南アフリカのチームに準備期間3週間でここまで戦えたのは凄い!」「短期間の準備時間ながら戦う集団としてチームを作り上げてきた事がまず素晴らしい」など、見せ場もあり今後に期待できるとの声が多い。
2019年のW杯日本大会を見据え始まったサンウルブズの参戦。各国代表レベルの選手が集まるリーグで戦うことは、日本ラグビーのこれからにも大きく影響するだろう。
MATCH REPORT: Gallant Sunwolves beaten by Lions in historic #SuperRugby debut https://t.co/zwwBNV82z5 pic.twitter.com/z6pvFBhyoC
— Super Rugby (@SuperRugby) 2016年2月27日