春のセンバツ“神宮王者に土をつけた”小豆島
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初の県外試合となる四国大会では緊張からか、うまく試合に入り込めなかった。二回戦の土佐(高知)戦では序盤に先制点を取られる苦しい展開。あと1点が遠く、3-4で惜しくも敗戦。
しかし、県大会2位で四国大会に進出したライバル高松商が四国大会優勝。勢いに乗り、神宮大会でも優勝を飾る。秋の日本一に唯一、土をつけた経緯もあり、小豆島が21世紀枠での選抜出場を決めた。
◆選手17名が甲子園の地で躍動する
選手17名(マネージャーを合わせると19名)は全員が小豆島出身。瀬戸内の離島であり、県内にはフェリーで向う。活動費も限られているため、部員は年末年始の冬休みはアルバイトをし、少しでも保護者の負担を減らす努力をしている。
注目選手はエースであり、三番を打つ長谷川矩。香川県大会決勝も、四国大会二回戦も1人で投げ抜いたタフネス左腕だ。四国大会では打つ方でも猛打賞、盗塁を記録するなど、投打の中心としてチームを引っ張る。
◆「小豆島」というユニフォームは今年が最後
小豆島は2017年4月に土庄と合併し、小豆島中央として開校することが決まっている。そのため、小豆島のユニフォームを着るのは今年が最後。四国大会の緊張を経験に変え、平常心を胸に、憧れの甲子園の地に乗り込む。
人口約3万人。遠く、離島の地から聞こえる声援は球児たちの背中を温かく押してくれるに違いない。
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