日本はカトリーナ・ゴリーの右サイドから再三ピンチを迎える。前半25分の失点も、ゴール前での波状攻撃からゴリーの上げたクロスを、リサ・デバンナに頭で決められてのもの。
さらに日本は不運もあった。同41分に阪口夢穂のパスが主審に当たり、ボールはオーストラリア選手の前へ。これを得点につなげられてしまう。
日本も前半アディショナルタイムに大儀見優季のゴールで1点を返したが後半33分、ゴリーにダメ押しの3点目を決められた。
黒星スタートにサッカーファンからは、「あと4つ勝つしかない!」「悔しい結果ですが切り替えていきましょう」「なんとか2位までに入ることを目指して、残り全勝しましょう」「厳しい船出ですが、ここからやっていくしかない。まずは韓国戦に勝ちましょう」などの声が寄せられている。
試合後の会見で佐々木則夫監督は、「攻守においてオーストラリアはパワフルでメリハリがあり、我々はボールの動かし方や仕掛けで精度が落ちていた。前半はサイドハーフが引き気味になりすぎてしまった。残り4試合すべて勝つ気持ちで次戦へ準備する」とコメントしている。
次節の韓国戦までは中1日。わずかな期間で課題を修正してこれるか。
なでしこ、オーストラリアに敗れて黒星スタート ~女子オリンピックアジア最終予選~ https://t.co/gPp16zpMVy #jfa
— 日本サッカー協会 (@JFA) 2016年3月1日