開幕節で山東魯能(中国)にホームで逆転負けした広島。グループステージ突破のため負けられない試合は前半25分、FKから千葉のヘディングで先制に成功する。だが同32分にはCKから、こぼれ球をキム・ウンシクに押し込まれ同点に追いつかれてしまう。
1-1で折り返した後半4分、ソウルはアドリアーノが決めて逆転。さらにアドリアーノは同11分、24分にもゴールを決め、前節のブリーラム・ユナイテッド(タイ)戦に続き2試合連続ハットトリックを達成している。
昨季Jリーグ最少失点を誇った守備が機能せず、広島は敵地で大敗を喫した。グループステージ突破が厳しくなったチームに、「鉄壁を誇った守備陣が総崩れ。連携も悪く、これを引きずると悪い方向に長期化しそう」「サンフレッチェもうACL落とせないぞ…」「昨年、あまり失点しなかったディフェンス陣が崩れているのが心配」「サンフレッチェどうした!」などサポーターからも不安の声が出ている。
過密日程だったこともあり、Jリーグ開幕戦から先発メンバーを8人入れ替え、佐藤寿人や青山敏弘は遠征メンバーにも含めなかった広島。ベストな陣容ではなかったが、それにしてもACLでは2試合続けて逆転負け。昨季は先制した試合で無類の強さを見せたが、今季は踏ん張れない戦いが続く。
【試合結果】FCソウル 4-1 サンフレッチェ広島【得点者(広島のみ)】千葉和彦 #sanfrecce
— サンフレッチェ広島 公式 (@sanfrecce_SFC) 2016年3月1日