春のセンバツ・青森山田…新監督就任2ヵ月で東北V | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

春のセンバツ・青森山田…新監督就任2ヵ月で東北V

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甲子園球場
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エース堀越隼人の好投で東北制覇。

青森県大会の準決勝で八戸学院光星に敗れ、辛くも3位で東北大会へ進出した青森山田。1回戦の鶴岡東(山形)戦では、エース堀岡隼人がまさかの乱調。しかし、四番の三森大貴が4打数4安打の活躍で6-4の接戦を制する。2回戦の秋田戦は堀越に代わり、1年生左腕三上世視滝投手が先発マウンドに立ち、好投をみせ6-3で勝利。

準々決勝は昨夏甲子園準Vの強豪仙台育英(宮城)戦。正念場のマウンドで堀越がエースのプライドを魅せる。甲子園を経験した仙台育英打線に対し、粘りのピッチングで完投勝利。続く、準決勝の盛岡大付(岩手)戦でも、堀越は四死球をわずか1に抑えて完投した。

決勝戦は県大会で負けた八戸学院光星とのリベンジマッチ。この大一番で輝いたのは、やはりエース堀越。圧巻の8奪三振完封勝利。チームを秋の東北大会初優勝へ導いた。

◆タレント打線の中心“四番三森”

打線の中心は東北大会で21打席12安打と当たりに当たった四番の遊撃手三森。神宮大会では2回戦東邦(愛知)戦ではあわやホームランの大飛球をみせた。181cm64kgとまだまだ細身であるが、広角に打ち分けるバッティングセンスは東北屈指であろう。

三森の前後を固める三番村山直也、1年生で五番を務める斉藤孔明も一発の長打力を秘めている。さらに六番に入る1年生工藤飛鳥はアベレージ型の好バッターであり、タレント豊富な打線は隙がない。

選抜では打線が先に点を取り、エース堀越がリードを守り切る展開に持ち込みたいところ。

◆就任わずか2ヵ月でチームを作り上げた兜森監督

春1回、夏10回と甲子園に降り立った名門野球部も09年夏以来、6年間甲子園から遠ざかっていた。そこで白羽の矢がったのが、青森山田リトルシニアで全国大会ベスト4の実績を持ち、同校のOBでもある兜森崇朗監督だ。

シニアの教え子が多く在籍する野球部を、就任わずか2ヵ月で東北大会優勝に導いた若き36歳の指揮官。自身も高校時代エースとしてチームを牽引したが、光星学院(現・八戸学院光星)の前で散った苦い経験を持つ。今回は、教え子たちが自身のリベンジも果たしてくれた。監督となって初の甲子園の指揮に期待が高まる。

記事提供:Timely! WEB

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