1月27日のファーストレグでは敵地で0-3の大敗を喫したインテル。長友もフアン・クアドラードとのマッチアップでスピードについていけず、何度も振り切られ評価を落としていた。
しかし、今回の対戦ではインテルが前半17分に先制すると、後半さらに2点を追加しユベントスと2戦合計スコアでタイに持ち込んだ。左SBで先発した長友もファーストレグでやられたクアドラードを封じ込め、オーバーラップから攻撃でもチャンスを作り続けた。
最後のPK戦でも長友は4人目として登場し、外せば敗退が決まる重圧の中で冷静に決めた。結局インテルは2人目のロドリゴ・パラシオが失敗し敗れたが、ユベントス相手に完勝した試合は「やればできるじゃん、と思えた試合」「ユベントス相手に3点ビハインドを追いついたのはすごい」「これでリーグでも上向きになるかもしれない」とファンからも好意的な声が寄せられている。
試合後インテルのロベルト・マンチーニ監督は、「良い試合だった。選手たちを称えたい。彼らは決勝進出にふさわしかっただけに、残念に思う」とコメント。次なる目標として来季のチャンピオンズリーグ出場権が得られる3位以内を目指し、6日のパレルモ戦に照準を合わせていきたいと話した。
Una partita bella e intensa che deve ridarci consapevolezza per la rincorsa al terzo posto! Ora concentrati sul Palermo@Inter #InterJuve
— Roberto Mancini (@robymancio) 2016年3月2日