立ち上がりはミランと本田にチャンスがあった。味方のシュートを相手GKが弾いたところへ詰め、本田が決定機を迎える。しかし、サッスオーロのGKアンドレア・コンシーリの身体を張ったセーブにより、得点することはできなかった。
その後もFKからチャンスを作ったミラン。しかし、またしてもコンシーリの好セーブがあり、ゴールラインを割ることができない。
そうしているうちに前半27分、ミランはCKから失点する。ニアの選手がスルーしたボールに、後ろから全速力で走ってきたアルフレッド・ダンカンがエリア手前で足を振り抜いた。
見事なゴールで先制したサッスオーロは、後半27分にもエリア内右からの折り返しをニコラ・サンソーネが押し込み、リードを2点に広げる。
リーグ戦10試合ぶりの黒星を喫したあと、会見でミランのシニシャ・ミハイロヴィチ監督は、「我々は開始30分ゲームを支配したがチャンスを生かせなかった」と話し、取れるときに先取点を奪えなかったと悔やんだ。
また、サッスオーロの2点目はその前にファウルがあり、ボールデッドだったと主張した。
久しぶりの敗戦に審判の判定も含め不満のミハイロヴィチ監督だが、それでも「我々がこれまで達成してきたポジティブなことを忘れてはいけない」と話し、13日のキエーヴォ戦に向け頭を切り換えていた。
Coach Mihajlovic: "Let’s not forget all the positive things we have achieved up until now" https://t.co/Ol6Ny9SBim pic.twitter.com/NFyhRr0xRd
— AC Milan (@acmilan) 2016年3月6日