「チャレンジャーの気持ちで」17歳・清水綾乃、全仏オープン・ジュニアのワイルドカード選手権に
スポーツ
選手

3月9日から味の素ナショナルトレーニングセンターのクレーコートで日本予選が行われた。出場したのは日本テニス協会が選考した13歳~18歳までのプレーヤー男女各8名。清水のITFジュニアランキングは今大会で女子内6番目となる305位(2016年2月15日時点)。準決勝で第1シードの荒川晴菜(ITFランキング89位)を破って決勝に進出した。
決勝の相手は大会最年少の13歳、佐藤久真莉(ITFランキング431位)。佐藤とは初対戦だったが、落ち着いたテニスで6-3、6-2とまとめた。
「初めて対戦したので、相手のテニスはわからなかった。自分が優位になった時に、相手が逃げてくるボールでも下がらないで前に入って打てたことが勝因だと思います」
クレーコートは「遅いイメージがあって、攻めてもなかなか決まりづらい」と得意としない清水だが、「それでも攻めていくテニスをしっかり最後までできたので良かった」と振り返る。
昨年のスペイン遠征でレッドクレーを体験した時は、いつもより多く返ってくるボールに対応しきれなかった。ミスを呼び、自滅して負けてしまうことが続いたという。
「今は攻守の切り替えがしっかりできて、守るところは守れるようになった」と話す清水が、フランス・パリで行われる本大会への出場権を獲得した。
「もともとランキングがそんなに高くないので、この大会がなかったら出られる試合ではない。挑戦権をいただいたチャレンジャーの気持ちで頑張りたいです」
《五味渕秀行》
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫
≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった
≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代