世界一のビール王国ベルギー、原料や醸造法で風味や色に違いで1500種類も
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
毎年9月第1週末には首都ブリュッセルで「ベルギービールウィークエンド」が開催され、世界遺産に指定された美しい広場「グランプラス」がビール好きでにぎわう。
日本でも「ベルギービールウィークエンド」が6年前から開催されるようになり、ベルギー文化とも言えるお祭りを体験できるようになった。1866年に両国が友好都市となり、今年は150周年。それにちなんだ150種類のベルギービールが今年の同イベントでは用意されるという。
3月15日にはベルギー王国大使館で記者発表会が行われ、ギュンテル・スレーワーゲン駐日ベルギー王国大使と、日本におけるベルギービール正規輸入会社4社の代表として小西酒造の小西新太郎社長が出席して同イベントをアピールした。
ベルギービールの最大の特徴は、その豊富な種類。原料や醸造法の違いが一つひとつのビールに風味や色の違いをもたらす。そのため、お気に入りの銘柄を見つけるだけでもなかなか大変。料理との相性を探るとなると、ライフワークと呼べるものになってしまうという。
「ベルギービールウィークエンド」では参加者が簡単にお気に入りを見つけて、ベルギービールの多彩さと奥の深さを楽しめるように、販売するベルギービールを11タイプに分類し、それぞれをイメージしやすい色で表現した。
代表的なピルスナーをはじめ、コリアンダーやオレンジピールをアクセントにしたホワイトビール、醸造所を持つ修道院で作られたトラピストビールなど。英国からインドに輸出するため腐敗しないようにたくさんのホップを加えたIPAは苦みが強くてビール通にはたまらない。
ベルギービールウィークエンド2016は4月27日の名古屋を皮切りに、全国主要8都市で随時開催される。
《山口和幸》
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