スカパー!がパラリンピック中継に意欲…立ちはだかる放送権の壁
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「2020年の東京パラリンピックを盛り上げるために、まずは2016年のリオパラリンピックを多くの日本人に見て欲しい」と語るスカパー!のパラリンピックチームのリーダー渡部康弘氏に、今後のパラリンピック放映権問題などを聞いた。
パラリンピックの放送を考えるうえで、まず理解しておかなければいけないのがNHKの存在だ。
国際パラリンピック委員会によると、2018年平昌冬季大会から2024年夏季大会まで、2020年の東京大会を含めた合計4大会の日本でのテレビ・ラジオ放送およびインターネットや携帯電話など全メディアの権利をNHKが取得している。
スカパー!の放送権はリオ大会までだ。現時点では2018年平昌冬季大会以降の放映権は獲得できていない。2020年東京パラリンピックを放送するためには、まずNHKと交渉しなければならない。
NHK側も自分たちのチャンネルで放送したい気持ちは当然あるだろう。2020年は自国開催であり、希望する他の放送局に権利を付与する可能性もゼロとは言い切れない。今後の動向に注目だ。
《大日方航》
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