バイエルン対ユベントス、壮絶な打ち合いはドイツ王者に軍配 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

バイエルン対ユベントス、壮絶な打ち合いはドイツ王者に軍配

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UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、バイエルンがユベントスに勝利(2016年3月16日)
UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、バイエルンがユベントスに勝利(2016年3月16日) 全 2 枚 拡大写真
3月16日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、バイエルン(ドイツ)対ユベントス(イタリア)のセカンドレグが行われ、バイエルンが4-2で勝利。2戦合計スコア6-4で準々決勝に進出した。

ファーストレグはユベントスがホームで2点差を追いつき、2-2でセカンドレグに望みをつなげた。今回はまったく逆の展開になった。

前半の立ち上がり5分でユベントスのポール・ポグバが先制点を奪い、さらに同28分にはフアン・クアドラードのゴールで差を2点に広げる。ユベントスは再びクアドラードにチャンスが訪れるも、これは決められず2-0で前半を折り返す。

ユベントス2点リードのまま時計は後半28分まで進んだ。このままユベントスが敵地で勝ち上がりを決めるかと思われたところで、ドイツ王者バイエルンが反撃を見せる。まずはドグラス・コスタからのボールを、ロベルト・レヴァンドフスキが頭で合わせ1点差に詰め寄り、終了間際のアディショナルタイムには、トーマス・ミュラーの劇的なゴールで同点に追いついた。

崖っぷちから息を吹き返したバイエルンは延長の後半3分、途中出場のティアゴ・アルカンタラが勝ち越しゴールを決める。その2分後には、ユベントスから期限付き移籍中のキングスレイ・コマンが、試合を決定づける追加点。

120分の激闘を制したバイエルンがベスト8勝ち上がりを決めた。

最後まで先の読めない激闘にサッカーファンからは、「ユベントスが勝つと思ったけど、サッカーは最後まで分からない」「レンタル中の選手にトドメ刺されたな」「決勝かと思わせるような試合だった」「ベスト16で見るのは惜しいくらい良いゲームだった」「2-0は危険とよく言ったものだ」などの声が寄せられている。

試合後にバイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「昨季ファイナリスト、ユベントスという大変良いチームとの対戦だった。0-2で負けている状態から、イタリアのチーム相手に4点を奪うのは素晴らしい。チームを称賛する」とコメントした。

敗れたユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督も、「本当に残念だ。もちろんガッカリしている。だが選手たちには賛辞を贈りたい。ファーストレグよりも良い試合をし、70分間は相手の思い通りにさせなかった。敗れたことは悔しいが、顔を上げて帰路に就くよ」と充実感を口にしている。

《岩藤健》

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