同大会で自己最高のベスト8進出を果たした錦織圭だが、順位は変わらず4070ポイントで6位となっている。準々決勝で錦織を破ったラファエル・ナダルが、4990ポイントで5位。BNPパリバ・オープンを制し、マスターズ1000での優勝回数をナダルに並ぶ史上最多タイ27回に伸ばしたノバク・ジョコビッチは、16540ポイントで首位の座を守った。
そのほかの選手では、BNPパリバ・オープンで準決勝に進出したダビド・ゴフィンが、前回18位から15位に上昇している。
この結果にテニスファンからは、「ゴフィンは若手の中でも期待できるプレイヤーだから、そのうちトップ10にも入ってくれると思うよ」「ゴフィンがトップ10に入るためには、ATP500大会で優勝しグランドスラムで2週目に残るくらいの活躍がないと苦しいだろう」「1位と2位が倍近く離れてるんだが」「ノバクは孤独なひとり旅だ」などの声が寄せられている。
BNPパリバ・オープンで早期敗退した2位のアンディ・マレーが8370ポイント、ヒザの故障により欠場した3位のロジャー・フェデラーは7695ポイントだったため、ふたりを足してもジョコビッチひとりのほうが獲得ポイントで上回る計算だ。
昨季は四大大会3勝、マスターズ1000大会6勝を成し遂げたジョコビッチ。2016年も一強体制が続くか。
●主な日本人選手のランキングと獲得ポイント
6位 錦織圭 4070ポイント
89位 ダニエル太郎 619ポイント
96位 杉田祐一 580ポイント
120位 伊藤竜馬 485ポイント
123位 添田豪 473ポイント