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本田圭佑、ACミランの中心に…監督は疲労を心配

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本田圭佑 参考画像(2016年3月20日)
本田圭佑 参考画像(2016年3月20日) 全 2 枚 拡大写真
日本代表FW本田圭佑の所属するACミランは3月20日、セリエA第30節でラツィオと対戦し1-1の引き分けだった。立ち上がりに失点したミランだが、直後に点を奪い返している。本田は先発で後半39分までプレーした。

ミランは前半9分、CKからラツィオのマルコ・パローロにヘディングシュートでゴールを割られ、ホームで先制を許した。それでも同15分、本田が右サイドから出したボールをエリア内でルイス・アドリアーノが受け、身体を張ってキープしたところから最後はカルロス・バッカの同点ゴールで追いつく。

ジャコモ・ボナヴェントゥーラのFKがバーを叩くなど、前半のうちに勝ち越すチャンスもあったミラン。だが1-1のまま折り返すと、後半は両チーム点が奪えず引き分けた。

敗戦は免れたミランだが、前節のキエーヴォ戦に続き2試合連続の引き分け。順位は勝ち点49で6位となり、5位のインテルまでは6ポイント差。

このところ本田とボナヴェントゥーラの両サイドハーフは試合に出ずっぱり、ほとんど休みのない状況にある。この点について試合後にミランのシニシャ・ミハイロヴィチ監督は、「残念ながら今の我々に解決策はない。数か月前の輝きは見られないが、それでも彼らはよくやっている」と話した。

今季の本田は開幕からしばらく、4-3-3のシステムでスピードや個人技での局面打開力を求められ苦しんだが、システム変更後右サイドハーフに置かれ活路を見出した。チーム全体を見渡しながら、攻守のバランスを取る本田はボナヴェントゥーラとともにミランの中盤を支えている。

疲労の蓄積は監督も重々承知しているが、ふたりをベンチに置いておけるだけの選手層が今のミランにはない。悩ましい状況が続く。

《岩藤健》

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