レッドソックス2点リードで迎えた五回裏、上原は2番手として登板。打者3人に投げ無安打無失点、1奪三振の内容だった。16日の試合では得意のスプリットを封印、カットボールを試す中で4失点したが、この日は危なげなく打者を打ち取った。
開幕へ向け調整を続けるベテランにファンからは、「今シーズンの活躍も期待してます」「おみごとです!」「余裕すら感じる。今年は怪我なく1年やってもらいたい」などの声が寄せられている。
レッドソックスはオフにシアトル・マリナーズから、セットアッパーのカーソン・スミスを獲得。上原、クレイグ・キンブレル、田澤純一とともに試合の終盤を締める盤石なリリーフ陣と期待された。だが、残念ながらスミスはオープン戦で右ヒジを痛め、開幕には間に合わないと見られる。
ダブルセットアッパー構想の相方が戻るまで、上原にはフル回転が期待される。