3月5日に開催されたUFC196。フェザー級王者マクレガーが、ウェルター級リミットでスペシャルマッチを行い、大きな注目を集めた。試合は序盤からマクレガーが優位に進めるも、第2ラウンドに一発のパンチから形勢が引っ繰り返る。最後はグラウンドでバックを取ったネイトが、チョークで一本勝ちを奪った。
試合後の会見でマクレガーは、フェザー級タイトルの防衛が次の目標になると話していた。しかしUFCから発表されたカードはネイトとのダイレクトリマッチ。マクレガーとの対戦を要求してきたアルドとエドガーは、フェザー級暫定王座をかけて対決することになった。
今回の対戦にファンからは、「これマクレガーが連敗したら、ホワイトはどうすんだ?」「普通のナンバリング大会ならともかく、記念すべきUFC200のメインがノンタイトルマッチで良いの?」「ウェルター級はやめとけって」「健康な正規王者がいるのに、暫定王座決定戦はガッカリ。マクレガーを優遇しすぎじゃないか?」「いろいろあるけど、アルド対エドガーは純粋に楽しみだ」などの声が寄せられている。
UFCやホワイト社長がマクレガーを重用し、次代のスターに育て上げようとしているというのは、以前からファイターの間でも不満が出ていた。エドガーは「UFCはマクレガーを保護している」と批判したことがあり、ネイトも今回の再戦を前に「UFCはジョルジュ・サンピエールとマクレガーをやらせたがっている。その計画を潰す」と現地メディアに語った。
狭まるマクレガー包囲網。再戦に勝利して存在感を維持できるか。
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— Dana White (@danawhite) 2016年3月30日
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— Dana White (@danawhite) 2016年3月31日