混戦が続いたプレミアリーグ、ビッグクラブは最後の意地を見せられるか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

混戦が続いたプレミアリーグ、ビッグクラブは最後の意地を見せられるか

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ロベルト・フート(左)と岡崎慎司(2016年2月6日)
ロベルト・フート(左)と岡崎慎司(2016年2月6日) 全 16 枚 拡大写真
長かったイングランド・プレミアリーグの戦いも残り7試合、日数にして6週間となった。順位表でトップを守り続けているのは初優勝を狙うレスター。

チームを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、4月3日に行われるサウサンプトン戦の前日会見に出席。記者からの「クラブ史上最大の6週間になるか?」との問いに答えた。

「もちろんだ。シーズン終盤でレスターが、この位置にいたことはないのだからね。何かの優勝をかけて戦うなんて、シーズン序盤には考えられなかった。だが今の我々にとって大事なのは、次の試合を見据えることだ。一歩ずつ試合ごとに進んで行く」

今季のプレミアリーグは驚きの連続だった。開幕から昨季王者チェルシーの調子が上がらず、一時は降格争いかと騒がれる。ジョゼ・モウリーニョ監督がシーズン途中に解任され、現在はフース・ヒディンク監督の下で順位を上げ降格争いから脱した。

アーセナル、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドといった、これまでプレミアリーグで支配的な立場にいたビッグクラブもそろって足踏み。一時的に首位に立つことはあるが、そこから波に乗りきれず混戦プレミアを演出してしまった。

特にレスターとの直接対決で2勝しながら、終盤の失速で大きく後退してしまったアーセナルサポーターの失望は計り知れない。FA杯も準々決勝でワトフォードに敗れ、今季の無冠がほぼ確定した。ファンからは「もうアーセン・ベンゲル監督は十分だ」と今季限りでの退任を求める声も出ている。

残り試合が少なくなったプレミアリーグ。優勝争いは首位のレスターと、勝ち点5差で追うトッテナムに絞られた感もあるが、ビッグクラブも最後の意地を見せていきたい。

《岩藤健》

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