開幕から低空飛行が続いたハノーファーは、シーズン途中にミヒャエル・フロンツェック監督を解任。後任としてブレーメンをリーグ優勝に導いた経験もあるシャーフ監督を招へいした。だがチームは新監督を迎えても波に乗れず、2部降格は避けられない状況だ。
ハノーファーは3日にクラブ公式サイトで、「ハノーファーはシャーフに別れを告げた。簡単な決断ではなかったが、最近11試合で10敗したあとではチームに変化を加える必要があった」という声明を出した。
後任は同クラブでU-19の監督を務めるダニエル・シュテンデル氏が務める。現在5連敗中のハノーファーは、今季ここまで5勝2分け21敗。17位のフランクフルトまで勝ち点差10あり、混戦が続くリーグでひとり負けの状態にある。
深刻なのは得点力不足だ。今季得点数22はリーグ最下位。28試合中13戦がスコアレスで敗れている。清武が出場した試合と欠場した試合では攻撃面でクオリティの差が歴然としており、奇跡の残留に向けて日本人MFの活躍が欠かせない。
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— Hannover 96 (@Hannover96) 2016年4月3日