ムーキー・ベッツの2点本塁打で先制したレッドソックス。四回に先発のデービッド・プライス投手が2点を失い追いつかれるが、六回に勝ち越しの適時打が出て再び2点リードを奪う。開幕投手を務めたプライスは6回を5安打2失点、10奪三振、2四球の成績だった。
七回のマウンドに上がった田澤は先頭打者を遊ゴロに打ち取り、続くふたりは連続三振で完璧なリリーフを見せた。八回に登板した上原も打者3人に対して完璧な投球を見せる。外野フライでアウトふたつ取ったあと、最後はマイク・ナポリから外角のストレートで見逃し三振を奪った。
レッドソックスは九回にデビッド・オルティーズがキャリア通算504本目の本塁打を放ち、リードを4点に広げる。
最終回はセーブのつかない場面だったが、クローザーのキンブレルを登板させ無失点で締めくくった。
開幕戦を勝利で飾ったレッドソックスにファンからは、「上原、40歳過ぎてMLBで結果が出せるのはすごい。オルティーズの最終年だしがんばってほしい」「上原はすごいね。完全燃焼してほしい」「今年は俺たちの季節だ!」「現役最後の開幕戦でホームラン。パピは最高だ」「この勢いで突き進もう」などの声が寄せられている。