岩隈は初回いきなり四死球で走者を背負うが、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。その後も岩隈は生命線である制球が定まらず、際どい球を多くボールと判定されたこともあり苦しい投球が続いた。
2点リードで迎えた四回には2死二塁から四球を出し、続くエルビス・アンドラスに適時打を打たれる。さらに岩隈はロビンソン・チリノスにも適時打を打たれ、下位打線による連打で同点に追いつかれた。
岩隈がマウンドを降りたあと、同点で進んだ試合は七回に再び動く。この回からレンジャーズのマウンドには、昨季まで東京ヤクルトスワローズにいたトニー・バーネットが上がった。日本球界を経由して、初のメジャー昇格を果たしたバーネット。生き残りに向けアピールしたいところだが、この日は2死一塁からレオニス・マーティンに勝ち越しの適時打を浴びた。
さらにマリナーズは青木宣親が適時打を放つ。ヤクルト時代に同じチームでプレーした青木とバーネット。メジャーでの初対戦は青木に軍配が上がった。
八回に猛攻を仕掛け一挙6得点で試合を決定づけたマリナーズ。今季初勝利にファンからは、「岩隈は調子悪かったけど、2点でしのいだのはさすがだね」「岩隈が悪いなりにゲーム作って、青木にも今シーズン初安打が出てうれしい」「10点取って快勝うれしい。しかし、明日から0点続きはやめてくれよ」などの声が寄せられている。
It was a Texas-sized win in Arlington.#Mariners swat four home runs, win it 10-2 over the Rangers. RECAP: atmlb.com/23fz1Qz
Seattle Marinersさんの投稿 2016年4月5日