乱打戦を制したレッドソックス、日本人投手リレーで逃げ切る | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

乱打戦を制したレッドソックス、日本人投手リレーで逃げ切る

スポーツ 短信
田沢純一 参考画像(c)Getty Images
田沢純一 参考画像(c)Getty Images 全 2 枚 拡大写真
ボストン・レッドソックスは4月8日、トロント・ブルージェイズと対戦し8-7で勝利した。両チームに満塁ホームランが飛び出した空中戦は最後、日本人投手の継投でレッドソックスが逃げ切っている。

ブルージェイズは1点ビハインドで迎えた四回裏、先頭からの4連打で追いつきなおも無死満塁。ケビン・ピラーが頭部への押し出し四球を受けて逆転に成功する。ピラーはすぐに立ち上がって一塁へ向かった。

ホームのブルージェイズファンが興奮する中、打席には昨季アメリカン・リーグMVPのジョシュ・ドナルドソン。レッドソックス先発のジョー・ケリーが投じた初球だった。内角低めの球を1球で仕留めると打球はスタンドイン。この回、ブルージェイズが一挙6点を奪い逆転した。

これで勝負ありかと思われた試合は、しかし六回表に再び大きく動く。ヒットと四球で1死満塁のチャンスを作ったレッドソックス。2球目をフルスイングしたブロック・ホルトの打球はフェンスを越える、反撃の満塁ホームラン。

七回表にデビッド・オルティーズとハンリー・ラミレスの連続適時打で逆転したレッドソックスは、七回裏に田澤純一を登板させる。前回の登板ではマイク・ナポリに勝ち越しのソロホームランを打たれた田澤。だが今回は3人でピシャリと締め八回の上原浩治に後を託した。

上原はストレートの制球が定まらず苦労するも、最後はホセ・バティスタをピッチャーゴロに打ち取り、1点リードを保ったまま最終回はクレイグ・キンブレルがマウンドへ上がる。

キンブレルは打者3人に対し出塁を許さず、強力なブルージェイズ打線から最少リードを守り抜いた。

今季サンディエゴ・パドレスから移籍してきたキンブレルが、レッドソックスでの初セーブを記録している。

最後まで気の抜けない展開が続いた試合にファンからは、「一番面白いスコアは8-7とはよく言ったもの。たまにあるからいいんだけどな」「先発投手陣にはハラハラさせられたが、ブロックとブルペン陣は本当に良い仕事をした」「スリリングなゲームだった」「今年のボストンは強いぞ」などの声が寄せられている。

Brock Holt blasts a grand slam, drives in career-high 5 runs in #RedSox comeback win in Toronto.

Boston Red Soxさんの投稿 2016年4月8日

《岩藤健》

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