ルイス・スアレスを出場停止で欠き、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)との併行日程もあって選手を数名入れ替えたバルセロナ。その影響もあってかソシエダの堅い守備を崩せない。チャンスもソシエダのGKヘロニモ・ルジにセーブされる。
バルセロナは12本のシュート(枠内8本)を打ったが、前半5分に喫した失点を取り返せず敗れた。
試合後の会見でエンリケ監督は、「リーガ優勝が決まったなんて言った覚えは一度もない」と話し、このリーグが一筋縄でいかないのは分かっていたとした。
「レアル・ソシエダのような守備的なチームに対しては、多くのポゼッションが必要。我々は前半に規律を欠いた。頭より気持ちで解決しようとした」と立ち上がりの失点でゲームプランが狂ったというエンリケ監督。相手GKの活躍にも触れ、「ルジは再び我々との対戦で素晴らしい日を迎えた」と称賛した。
負けにふさわしいプレーではなかったと悔しさもにじませたエンリケ監督。リーガ優勝については残り試合でミスを犯さないこと、最も確実なチームが制すると話した。
2位のアトレティコ・マドリードとは勝ち点3差に縮まり、再び優勝争いが激化してきたリーガ。バルセロナの連敗にサッカーファンからは、「これで面白くなった。最後まで分からないほうが楽しい」「まだ1敗してもいいバルセロナの優位は変わらない」「レアルとアトレティコはCLで敗退したら、リーガ一本に集中できるから厳しいね」などの声が寄せられる。
Luis Enrique: We never said the league was over https://t.co/PEqxivWykS pic.twitter.com/HJ7Gts36NG
— FC Barcelona (@FCBarcelona) 2016年4月9日