初日に1アンダーで回った松山。2日目、3日目は難しいコンディションの中でパーセーブに成功し、最終日は首位のジョーダン・スピースと2打差の3位でスタートした。
日本人初メジャー制覇の期待もかかった松山だが4、5、6番ホールで連続してスコアを落としてしまう。それでも中盤から後半にかけて3バーディーで再び順位を上げるが、後半に連続でバーディチャンスを逃し優勝争いからは脱落した。
優勝したのはトップと3打差の5位タイからスタートしたダニー・ウィレット。最終日を67で回る猛チャージを見せ、トータル5アンダーで逆転した。イングランド勢のマスターズ制覇は、最終日にグレッグ・ノーマンとの6打差を逆転した1996年のニック・ファルド以来。
前日までトップだったスピースは12番のパー3で2度ボールを池に落とし、このホールだけでスコアを4つ落としトップから陥落。そのまま取り返せず大会連覇を逃した。
England's @Danny_Willett swings to victory. https://t.co/FDr8AgVjPU #themasters pic.twitter.com/LLdltXitTZ
— Masters Tournament (@TheMasters) 2016年4月11日