粘り強いディフェンスを見せるスパーズに苦しめられたウォリアーズ。爆発的なオフェンスを封じられるが、自分たちも守りでリズムをつかんでいく。試合は35-35で折り返し後半に突入した。
第3クォーターは立ち上がりからスパーズが突き放し、一時ウォリアーズは37-45までリードを許した。だがこのクォーター、ステフィン・カリーが爆発する。連続3ポイントシュートで追い上げると、その後も次々にシュートを決めていく。終了間際には自陣からの長距離砲も成功させたが、わずかにリリースが遅くブザービーターは認められなかった。
カリーの活躍で波に乗ったウォリアーズは第4クォーターにリードを広げ勝利。記録達成に最大の障壁と見なされていた敵地でのスパーズ戦を制した。ウォリアーズがスパーズのホームで勝ったのは19年ぶり。
NBA記録に並んだウォリアーズには新記録達成を前に、「新記録へ最大の難関を突破したな!」「まだジョーダン時代のブルズには最強でいてほしいような、新時代を作ってほしいような複雑な気分」「まさかスパーズがホームで負けるとは思わなかった」「残り1試合で72勝。新記録あるぞ」「ここまで来たなら記録を塗り替えるしかない!」など多くの注目が集まっている。