西野さんが考案した新エンブレムが大絶賛!
『和』を基調としたデザインのようです。
この蝶のエンブレムこのままお蔵入りはもったいない。なにかに転用できるといいですね。私はもともと大きなCI関係の会社にいたのでプロだったんですが、キングコング西野さんの蝶々、クオリティものすごく高いです。素晴らしい。 pic.twitter.com/OVW65Q7qy1
— いとうやまね (@mipolin_tokyo) 2016年4月11日
キンコン西野は嫌いだけど、このエンブレムはいいと思うよ。
— ミキモト(つぶやき屋KURIさん) (@mk78km) 2016年4月10日
なぜこれが最終候補に選ばれなかったのかが謎です。
シンプルで分かりやすい!
日本を代表する桜と未来に羽ばたくと意味の蝶そして和柄。
何が悪いのか分からない。 pic.twitter.com/gYHfrAxpPT
この新エンブレムに関して、自身のブログでコンセプトを述べています。
"東京の伝統工芸品『江戸漆器』をベースにした蝶は、1つの胴体と4枚の羽根、計5つのパーツ(5大陸)が協力することで空に舞う(協力しない空に舞うことができない)様子を表現しています。"
ネット上でも、このデザインを絶賛する声が多数ありました。
たしかに最終候補の4作品に、見劣りしない作品になっていますね。
自身も応募し落選した西野さんは、「もしかしたら、落選した作品の中に素晴らしいデザインがあったのではないか?」そんな思いが頭をよぎったといいます。
『負けエンブレム展』開催決定!
そして自身のブログで、ある発表をしました。
"今回のコンペに参加したデザイナー・イラストレーターにチャンスを与えたくて、そして、あまりにもブラックボックスすぎる今回のコンペの質を知りたくて、僕と同じように、今回のコンペに参加し、落選した方々へ向けて、僕のブログ上で、『負けエンブレム展』を開催することにしました。"
引用 オフィシャルダイアリー
負けエンブレム展の開催が決定され、面白い作品がぞくぞくと、西野さんの元に寄せられているといいます。参加資格は、「今回のコンペに参加し、落選した人」。西野さんのFacebookにDMを送ることで応募出来るそう。
"僕のモーレツな独断と偏見(クレームは完全に無視)で、『審査員特別賞』『優秀賞』『大賞』を決めさせていただこうかと思います。発表は4月25日(2020年東京五輪公式エンブレム発表後)。
『審査員特別賞』と『優秀賞』は名前だけですが、『大賞』に選ばれた方には、僕のポケットマネーから10万円を贈呈いたします。"
引用 オフィシャルダイアリー
お笑い芸人でありながら、芸術を誰よりも愛す西野さん。自分自身のことだけでなく、才能のあるデザイナーにも光を当てようとしているようです。自身の才能ももちろん素晴らしいのですが、それを正当なものとして主張する強い行動力も持っているように思います。
「でる杭は打たれる」かもしれませんが、まだまだ挑戦し、新しい風を吹かせてほしいですね。