モウリーニョのユナイテッド監督就任、元教え子は実現を期待
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
ライバルとなる4位のマンチェスター・シティとは勝ち点4差、3位のアーセナルまでは6差ある。レスター、トッテナムの奮闘もありトップ4落ちが現実味を帯びてきた。
こうした状況に現役時代は欧州各国のリーグでプレーし、プレミアリーグでも得点王争いをしたことがある元南アフリカ代表FWベニー・マッカーシー氏は、「間違った選手の獲得にあまりにも大金を使っていると思う。ユナイテッドが優先的に補強すべきなのは、25点や30点取れるストライカー。あとは絶対にセンターバックふたりだ」と指摘。チームは選手補強で方向性を誤っているとした。
「ヤープ・スタムやリオ・ファーディナンド、ネマニャ・ビディッチがいた時にこそユナイテッドは最高の戦いをしていた。いつも世界屈指のタフさと荒っぽさを持ったCBコンビがいた。背骨がしっかりしていたからこそ、ユナイテッドはいつも成功を収めてきた。そうした時期に立ち返るべきだ」
すでに来季監督にジョゼ・モウリーニョ氏の就任が内定しているとの噂もある。ポルト時代にモウリーニョ監督の下でプレーし、UEFAチャンピオンズリーグ優勝も勝ち取ったマッカーシー氏は、「彼にはユナイテッドに来てほしい。心からそう思っている」と噂を歓迎した。
「イングランドで何かについていろいろな噂や憶測がある場合には、実際に何らかの動きがあるものだ。それが漏れ出してくるからこそ噂になる。何もないところからは出て来ない。来季のユナイテッドはもっと大きな目標の達成を望んでほしい。モウリーニョのような監督が率いれば、それが可能だとクラブも分かっている」
《岩藤健》
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