アンディ・マレー、ジョコビッチ陣営との確執を否定「何も問題ない」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

アンディ・マレー、ジョコビッチ陣営との確執を否定「何も問題ない」

スポーツ 選手
アンディ・マレー 参考画像(2016年4月22日)
アンディ・マレー 参考画像(2016年4月22日) 全 3 枚 拡大写真
男子テニス世界ランク2位のアンディ・マレーは、同1位のノバク・ジョコビッチや彼のコーチを務めるボリス・ベッカー氏との関係について、険悪なものではないとインタビューで語った。

ジョコビッチ陣営との確執が取り沙汰されるきっかけとなったのは、英国大衆紙に掲載された「長時間の試合中でも相手の勢いが衰えそうにないとか、疲れてるように見えないとか感じることがある」というマレーの発言だった。

メディアはジョコビッチに向けられたものと取り、ベッカー氏は、「ある選手が調子を上げているからといって、憶測でものを言うものじゃない」とマレーの発言を諫めた。

マレーは一連の騒動について、「ボリスやノバクと話しをした。僕らの間には何も問題ない。来週はマドリードでノバクと一緒に練習する予定だ」と話し、両者の仲が険悪なものだとする憶測や報道を否定した。

「この話題(ドーピング問題)は選手たちにとって話しをするのが難しいものだ。できるだけクリーンなスポーツを維持できるよう全力を尽くすべきだ。テニス界で起こったことにより、この3カ月間はその質問ばかりだった。僕はいろいろな発言をしたり指摘したりしてきたが、いつもその一部が抜き出されて特定の意味に受け止められる。僕が望んでいるのはテニスをクリーンに保つよう努めることだけだ」

以前からスポーツ界のドーピング問題については厳格な態度で知られるマレー。マリア・シャラポワの検体から陽性反応が出た際も、同選手の出場停止処分を支持していた。

《岩藤健》

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