WBAスーパー王座、IBF世界王座、WBC暫定王座を保持するゴロフキンは、この試合でデビュー以来18勝無敗(12KO)のウェイドを挑戦者に迎えた。今後の成長が期待される若手ではあるが、現時点ではまだ荷が重いと言わざるを得ないマッチメイクだった。
上下にパンチを打ち分けプレッシャー与え続けたゴロフキンは、こめかみをかすめた右のパンチで第1ラウンドからダウンを奪う。第2ラウンドに入っても形勢は変わらず、早い回でのKO決着を狙うゴロフキンにウェイドは抵抗できなかった。
圧倒的な強さで連続KO防衛記録を伸ばしたゴロフキンに、「この階級では今のところ無敵」「ゴロフキンは強いね。負ける姿が想像できない」「クリーンヒットじゃなくても相手が倒れる」「ゴロフキンに勝てる選手って出てくるんだろうか」「ゴロフキンは強すぎて相手がいない」など絶賛の声が多数寄せられている。
世界タイトルの連続KO防衛記録は、1970年代後半から80年代にかけて活躍したウィルフレド・ゴメスの17連続。ゴロフキンはあと1まで迫った。