チームはジャコモ・ボナヴェントゥーラが負傷、ケヴィン=プリンス・ボアテングが低調なパフォーマンスから前節でブーイングを浴びるなど、ミランのトップ下は日替わり状態が続く。
存在感をアピールしたい本田は前半21分、積極的なミドルシュートを狙うがGKに止められる。しかし、こぼれ球にジェレミー・メネスが詰めてミランは先制に成功した。その後も本田は積極的な動きでミランの攻撃をリードしようと奮闘する。
だが試合は後半27分にPKで追いつかれ、アディショナルタイムには本田がエリア付近でハンドを取られてしまう。これで与えたFKを直接決められミランは最下位のヴェローナに逆転負けを喫した。
逆転弾の引き金になってしまった本田。ブロッキ監督は試合後の会見で、「彼は試合終了まで戦い続けた数少ないひとりだ」と称え、良いパフォーマンスを見せてくれたと好印象を口にした。
「トップ下の選手として彼が3番手だという話は正しくない。そうした役割の選手として私はボナペントゥーラのほうを好むが、しかし本田には別種のクオリティがある」
試合全体の総括としては、「試合の中で選手たちのスイッチが切れた。チームとしてプレーしていなかった」など利己的なプレーを繰り返した選手に失望を隠さなかった。
Full Time | Fischio Finale #VeronaMilan 2-1
— AC Milan (@acmilan) 2016年4月25日
21' Jeremy Menez
72' Pazzini
95' Siligardi pic.twitter.com/m7KYe8Rnne