ドルトムントは前半7分、左サイドからのクロスをファーのイルカイ・ギュンドアンがシュート性の折り返し、強烈なボールに香川が合わせて先制した。香川は2分後にもこぼれ球を拾ったところから、アドリアン・ラモスにラストパスを通し追加点を演出した。
前半を2-0で折り返したドルトムントは、後半に入っても勢いが止まらない。14分にマルコ・ロイスのゴールでリードを広げると32分、33分にはピエール=エメリク・オーバメヤンが決めて大きく引き離した。
完勝で勝ち点を77としたドルトムント。同日の試合で首位のバイエルン・ミュンヘンがボルシア・メンヘングラードバッハと引き分けたため、両チームの差は5ポイントに縮まった。
今節での優勝決定は回避したドルトムント。バイエルンが圧倒的に有利な状況は変わらないが、残り2試合で逆転優勝にかける。